今季16年ぶりのJ1リーグで奮闘する東京ヴェルディも、シーズン序盤戦は苦しんだ。リーグ開幕10試合で1勝7分2敗。勝てる試合を引き分けたり、終了間際の失点で勝点を落とすケースが多かった。当時の戦いぶりを、城福浩監督は次のように振り返った。「(他のJ1クラブに)物怖じしていた。綺麗に言えばリスペクトしていた、俗な言い方をすればビビっていた。試合途中からビッグネームが出てくると、過度にリスペクトしてしまっ