石川県の能登半島北部を襲った記録的な大雨で、全壊や浸水した住宅が1368棟に上ることが、県のまとめで分かった。調査中のためさらに増える見込みだ。被災した住民を対象にした「2次避難」も始まり、輪島市内の23世帯46人が同県七尾市の宿泊施設に順次移る。12日で大雨災害の発生から3週間となった。県によると、住宅被害(11日午後2時現在)は能登半島北部の輪島市、珠洲市、能登町に集中し、全壊は計16棟。