3期連続の営業赤字で沈みかけた幸楽苑ホールディングスが大復活を遂げている。2024年3月期に営業利益率0.1%というギリギリの黒字転換を実現すると、今期は2.3%まで高める計画を立てている。客数の回復も目覚ましい。2024年6月の既存店客数は前年同月比で1割増となった。【図を見る】1年間で差がなくなりつつある「幸楽苑」と「日高屋」の客数の比較同社では昨年6月に新井田昇氏が社長を退任し、父親の新井田傳氏が会長兼社