栃木県茂木町と茨城県筑西市を結ぶ真岡鉄道(栃木県真岡市)で、50代の男性運転士が4月、乗務前の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたのにSL観光列車を運転していたことがわかった。検査をした40代の男性運転指令も虚偽の数字を記録していた。同社は今後、処分を検討する委員会を開き、2人や責任者を懲戒処分にする方針だ。同社によると、国土交通省が定めるアルコールの基準値は呼気1リットル当たり0.09ミリグ