こちらは火星の周回軌道から撮影された火星最大の火山「オリンポス山」(Olympus Mons、直径約610km・標高約21km)の姿。欧州宇宙機関(ESA)によると、山頂の巨大なカルデラの内部やその周辺を白く見せているのは水の霜です。“山頂が白く染まった山”と聞くと日本に住む私たちにとっては馴染みのある景色ですが、霜は降りないと考えられていた火星の赤道付近に位置するオリンポス山で水の霜が見つかったのは、ESAによれば今回が