山口県阿武町が誤入金した4630万円の大半を決済代行会社の口座に振り替えたとして電子計算機使用詐欺罪に問われた会社員、田口翔被告(26)=山口市=の控訴審判決が11日、広島高裁であった。森浩史裁判長は、懲役3年執行猶予5年とした一審・山口地裁の有罪判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。山口県阿武町誤入金事件の構図一審判決は、田口被告が2022年4月8〜18日、自分の銀行口座に町から振り込まれた4630万円について誤入