KDDIとKDDI総合研究所は12月8日、次世代暗号である完全準同型暗号を使い、暗号化されたデータをそのまま高速に分析する手法の開発に成功したと発表した。完全準同型暗号の特徴は、データを暗号化したまま分析できるため安全性が非常に高い点。そのため、同暗号の実用化により、医療データなどの機密性の高いデータを暗号化したままさまざまな操作ができることが期待されている。完全準同型暗号では、暗号化を行う際に安全性を確保