「ちょっとゴタゴタしていたけど、どうなっても走るんじゃないかなと思っていました。それであとから失格があるのかな、くらいの気持ちでした」現在中国・杭州で開催されているアジア大会にて、女子100mハードルの決勝をこう振り返ったのは田中佑美(富士通)だ。アジア大会の100mハードルで再スタートにも冷静に走りきった田中佑美最初のスタートでは優勝候補のウー・ヤニ(中国)が明らかなフライングを犯し、隣のレーンの