※この記事は2020年02月04日にBLOGOSで公開されたものです 京都市内の被差別部落に生まれ育った女性(88)が、部落問題に関係する研究者や被差別部落出身の若者らと向き合った鼎談集『いま、部落問題を語る 新たな出会いを求めて』(生活書院)を出版した。幼少期は貧しい暮らしを余儀なくされ、小学校ではいわれなき差別に苦しんだ。 卒業後には社会に出て働き始めたものの、文字の読み書きが不自由な点にずっと悩まされた。それで