Meta(旧Facebook)は、社運を賭けたメタバース事業が不調だ。2021年第4四半期(10〜12月)にメタバースAR/VR(拡張現実/仮想現実)部門が1兆円以上の営業赤字を計上し、時価総額が米企業史上最大の約29兆円の急減となるなど、苦戦を強いられている。■ユーザー流出で伸び悩むFacebook期待外れの四半期決済2022年2月2日にMetaが発表した決算報告は、同社が重大な分岐点に立っていることを市場に知らしめる内容だった。長年にわた