なぜ『鬼滅の刃』は大ヒットしたのか。精神科医の樺沢紫苑氏は「この父性渇望の時代に現れた、超骨太な父性漫画だったからではないか。その象徴が、竈門(かまど)炭治郎(たんじろう)の師匠・鱗滝(うろこだき)左近次(さこんじ)という人物だ」という――。(前編/全2回)※本稿は、樺沢紫苑『父滅の刃消えた父親はどこへ』(みらいパブリッシング)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/koyu※写真はイメージです - 写真