夫婦同姓を義務付けた民法の規定は、法の下の平等を定めた憲法に反するなどとして、広島市の医師、恩地いづみさんが国を相手に損害賠償を求めた訴訟(第二次夫婦別姓訴訟)で、広島高裁は9月16日、原告の訴えを棄却する判決を言い渡した。第二次夫婦別姓訴訟は、東京地裁、同地裁立川支部でも提訴されたが、いずれも原告の訴えは棄却されて、現在は東京高裁で訴訟がおこなわれている。控訴審判決は、広島高裁が初めて。原告側は、