コロナを機にJR東日本は時間帯別運賃の検討を始めている(撮影:尾形文繁)コロナ禍における外出自粛要請で人の移動が制限され、鉄道業界は大きな打撃を受けた。資金繰り確保のため、設備投資の先送りや社員の一時帰休を余儀なくされた会社も少なくない。中期経営計画の中止を発表した会社もある。業界最大手のJR東日本も収入が毎月1000億円減っているという。しかし、深澤祐二社長は「20年後、30年後を念頭において作った中期計画