赤ちゃんが生まれて初めて足を入れる「ファーストシューズ」。西洋では玄関に飾っておくと幸せを呼び込むとの言い伝えもあるこの一品を、1300年もの歴史を持つ日本古来の和紙で作って祝いたいー。そんな思いから、「紙のくつ」を製作するのは、石州和紙職人の川平勇雄さん(48)。原料の楮(こうぞ)は100%地元産。化学的な漂白や着色、糊材を一切使わず、かがり糸や靴ひもも紙で作られている。