江戸時代、今庄(福井県南越前町)の町は北国街道の重要な宿場町として栄え、近代は鉄道・北陸本線の基地駅としてにぎわった。1962年に北陸トンネル開通で基地駅の役割を終え下火になったが、いま再び多くの人が訪れている。JR北陸本線で旧線の敦賀駅(同敦賀市)―今庄駅は難所だった。トンネルが12カ所、海抜8メートルの敦賀駅から同265メートルの山中信号場まで上る。「1000分の25」の急勾配が続き、それを越すため後押し用の