チェコの首都プラハから東へおよそ65キロ、中部ボヘミアにクトナー・ホラの街はあります。現在はのどかな風情を見せる小都市ですが、かつてはプラハに次ぐほどの繁栄を誇った中世ヨーロッパの主要都市。13世紀後半に銀鉱脈が発見されたのを機に発展、14世紀には王立造幣局が創設され、「ボヘミア王国の財宝庫」と呼ばれるほどの栄華を極めました。しかし16世紀以降、銀の枯渇とともに街は衰退。往時の華やかさを失っても、かつての