先進国では当然の考え方として認識されていて、欧米ではこの原則に沿うかたちで、職種別賃金や職務給という考え方が定着しています。要するに、給与は仕事で決めますよ、ということが当たり前の社会になっているのです。日本も基本的には同意しており、男女雇用機会均等法などは、この流れに沿った動きです。ただし、同一価値の労働といっても、言うは易く行うは難し。同じ労働かどうかを判断するにしても、職種、役割の大きさ、能