2025年、医療費は48兆円に人は歳を取るとともに、体のあちこちに衰えが出る。これを治すためには、適切な治療を受けることが必要だ。従って、高齢者が増えれば医療費も増える。極めて当たり前の現象である。日本には、団塊の世代と呼ばれる、1947年から49年の間に生まれた合計約800万人の人がいる。この人たちが、後期高齢者つまり75歳となるのが2025年であり、何もしなければ医療費が急増するだろう。日本医師会総合政策研究機構