【海外発!Breaking News】染色体上は95%男性と診断された妻、3年のホルモン治療で双子を出産!(印)
インドで遺伝子学上は95%男性とみられる女性が、そうとは知らずに男性と結婚。不妊治療を経てこのほど双子を出産した。世界にもあまり例がなく、専門家らを非常に驚かせている。
外見は女性らしいものの、遺伝子学的にみると染色体上はほぼ男性という32歳のインドの女性が、帝王切開により男女の双子を出産した。卵巣を持たず、膣や子宮の大きさは幼女さながらという診断に女性ホルモンの投与を続け、まずは胎児のベッドとなる子宮の環境を整え、卵子は他人のものを使用。女性は今、無事な出産と赤ちゃんの母となった喜びをかみしめているという。
英メディア『news.sky.com』が伝えているところによれば、女性は月経をみないまま結婚。しかし不妊に悩み、ハリヤーナー州の「ジンダル病院」にいる不妊治療のスペシャリスト、スニル・ジンダル医師のもとを訪れた。そこではじめて自分の体には卵巣がなく、性染色体が男性と同じXYであることを知ったという。これは「性腺形成異常症」と呼ばれ、彼女の場合は男性として生まれるも男性生殖器が形成不全で、外見が女性らしくなったと考えられるという。
その後に女性ホルモンの投与が始まり、月経を経験するようになった彼女を夫も愛情深くサポート。3年にわたる努力の結果、ほかの女性から提供された卵子による体外受精と子宮への着床に成功したのであった。生まれた双子の体重は2,500g、2,250gで母子共に健康。世界にはこうした例が4〜5あるというが、ジンダル医師は『news.sky.com』の取材に、「極めて稀なことですから成功して本当によかった」と話し、夫婦の愛情と絆の強さに心を打たれての挑戦であったことを漏らしている。
※画像はindependent.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
外見は女性らしいものの、遺伝子学的にみると染色体上はほぼ男性という32歳のインドの女性が、帝王切開により男女の双子を出産した。卵巣を持たず、膣や子宮の大きさは幼女さながらという診断に女性ホルモンの投与を続け、まずは胎児のベッドとなる子宮の環境を整え、卵子は他人のものを使用。女性は今、無事な出産と赤ちゃんの母となった喜びをかみしめているという。
その後に女性ホルモンの投与が始まり、月経を経験するようになった彼女を夫も愛情深くサポート。3年にわたる努力の結果、ほかの女性から提供された卵子による体外受精と子宮への着床に成功したのであった。生まれた双子の体重は2,500g、2,250gで母子共に健康。世界にはこうした例が4〜5あるというが、ジンダル医師は『news.sky.com』の取材に、「極めて稀なことですから成功して本当によかった」と話し、夫婦の愛情と絆の強さに心を打たれての挑戦であったことを漏らしている。
※画像はindependent.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)