ネットは出会いの有力なツール!特徴を抑えて上手な駆け引きを | 恋愛ユニバーシティ

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ツールは上手に使って。

FacebookやLINEなどのSNSやネットゲーム、出会いサイトなど、インターネットは男女が出会うための有力なツールと言えるでしょう。しかし、このインターネットにおける出会いは、現実の出会いと大きく異なっているところが2つあり、この2つを理解していないと苦しみます。

それは、「実際にはまだ出会っていない」ということと「嘘をつきやすい」ということ。今回はそれを踏まえて、インターネットにおける出会いの駆け引きの基本姿勢をお話します。

インターネットでの出会いの特徴を知らない女性に多いのが、一度も会ったことがない相手を好きになってしまうこと。プロフィール写真が自分の好みだったり、身長や年齢や職業などが理想通りだったりすると、自然と気持ちが高まり、相手が情熱的な言葉を言ってきたり、相手と価値観が合ったりすれば、それに好感を持ち、やがて恋に落ちてしまうわけです。

ところが、その女性が好きになった相手は、彼女の頭の中で作り上げられた空想上の誰かにすぎません。相手が自分を大きく見せようとしたり、女性を騙そうとしてついた嘘も、その空想を膨らませるのを手伝うでしょう。

そしてまた女性も、そんなつもりはなくても、偽ってしまうことは少なくありません。たとえば、自分の出したくない情報を隠せば、相手はそれを都合よく補完し、写りの良い写真を載せれば、相手はそれが普通の写りだと思うかもしれません。また、自分にとっての正当な評価も、相手から見れば過剰評価ということもあるでしょう。

このまま2人が永遠に会わないなら、このことに何の問題もありません。ところがリアルな世界で付き合うことや結婚を考えると、問題が起こるのです。

一方で、このような特徴を上手に利用し、以下の4つの基本姿勢をとるよう心掛ければ、インターネットから始まる恋愛を有利に進めることができるでしょう。

CHECK!駆け引きの基本姿勢

1.本気にならない
たとえば、インターネットの出会いでは、何らかの理由で突然連絡がつかなくなることがよくあります。彼が既婚者で奥さんにバレた場合、あるいは別の女性とうまくいった場合、あるいは単に仕事が忙しくなって、インターネットと疎遠になるもこともあるでしょう。

彼が会いたがらないこともよくあります。たとえば、職業などを偽っていたり、プロフィール写真を誤魔化していたりする場合、彼はあなたと会うのが怖くなることがあります。それでも、あなたがどうしても会いたい場合は、“私はあなたがどんな人であろうと気にしない”と言っておかなくてはなりません。

彼と会うことが決まっても、会った瞬間に自分ががっかりするかもしれないし、相手にがっかりされるかもしれません。これもよくあることです。

インターネットではこのようなことがよく起きるので、実際に会って、お互いに冷めないことが確認できるまでは彼を好きになってはいけません。また、彼から連絡がなくなれば深追いはせず、別の出会いを探すことを勧めます

2.インターネット上で惚れさせる
自分は好きになってはいけないのですが、相手が自分を好きになるような努力は積極的にしましょう。好ましい男性が現れたら、相手に価値観を合わせたり、メッセージのやりとりで聞き手にまわったりすることで彼に好感を持たせます。

この時、会った後のことを踏まえ、嘘はなるべくつかないようにし、プロフィール写真も、実際より著しく写りのよいものは掲載しないように気をつけましょう。

仮にあなたの外見の条件がよくない場合でも、オンラインのやり取りであなたの良さを十分分かってもらってから出会えば、その分、駆け引きはうまくいきやすくなります。

3.相手のプロフィールやメッセージのやりとりをじっくり観察
インターネットで注視すべきことは、「相手が自分をどう見せたいか」と「相手がどこまで真実を語っているか」、そして「相手が何者か」です。相手とのメッセージのやりとりに矛盾がある場合、彼は嘘をつく人かもしれません

たとえば、医者だと語っている男性が、医者なら当然知っていそうなことを知らなかったり、旅行で仙台に行ったと言っていたのに、しばらくして、“仙台に行った事がない”と言ったりする人は、やめましょう。そこで相手に“以前言っていたことと違う”とは言わず、速やかに切りましょう。疑わしい場合は、その相手を選ばない方がインターネットでは無難です

4.非日常感と非現実感を演出
インターネットは現実感のない世界なので、「嫉妬」「束縛」といった、現実の世界にある、恋愛のわずらわしさを出さないことが成功への近道。そこではまだ本当の恋愛は始まっていないと考えてください。

簡単にまとめると、インターネット上は餌まきの場ぐらいに割り切って、会うまでは本気にならずに、相手を惚れさせながら観察すること。会った瞬間相手のテンションが下がった場合、相手が予想と違ってダメだった場合、相手が何か疑わしい場合は、「この人はないな」と思い、次に行きましょう。これが上手くいく秘訣です。

恋の教訓
インターネットは幻想
恋に落ちるのは
実際に会って会話をかわしてから

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◇プロフィールぐっどうぃる博士 恋愛カウンセラー
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』やスマフォ・携帯公式コンテンツ『恋が叶う99のルール』もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら
http://u-rennai.jp/goodwill/