なんて心あたたまるクリスマス…!

写真拡大

みなさんは今年、どんなクリスマスを過ごしましたか? さて、ここでクリスマスにまつわる、ちょっと良い話をご紹介。

クリスマスといえば、クリスマスケーキや、いつもよりも豪華な食事を楽しむ人も多いと思うのだが、定番といえば、やっぱりチキンでは!? 近所のケンタッキー・フライド・チキン(以下、KFC)では毎年、クリスマスになると行列ができているし、自分自身、食べることも多いのだが、そのKFCでは今年、『自分も美味しい、みんなも美味しい「ハートフル・クリスマス」』というキャンペーンが行なわれていた。

これは、WEB上のキャンペーン特設サイトにアクセスすると、毎日1回誰でも参加でき、さらに簡単な会員情報の登録で毎日3回、デジタルガチャが回せて、KFCで使えるお得な割引クーポン券が発行される、というものだった。

それだけでも嬉しいキャンペーンなのだが、実はその名の通り、ハートフルな企画がもうひとつ!

ガチャを回すたび、クーポンだけでなく、ハートマークが出てきて、そのハートが特設サイトの中に描かれたバーレル(KFC独自の樽型パッケージ)にたまっていく。そして期限以内にそのハートが100万個たまると、KFCが100万円を、飢餓で苦しむアフリカの子どもたちを助ける飢餓救済プログラム「World Hunger Relief(世界飢餓救済)」へ寄付するという取り組みになっていたのだ。

このキャンペーンは今年11月下旬から12月20日まで行なわれていたが、期限がくる前にハートが100万個たまったため、なんと、急遽多くたまった分も合わせて寄付することが決定。

その結果、158万6683円を寄付することになったとか! 既にキャンペーンは終わっているけど、特設サイトでカーネルおじさんも喜んでます!

ちなみに、このキャンペーンはWEB上だけでなく、KFC恵比寿駅前店、KFC新宿南口店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店など10店鋪と連動して展開していたので、店頭で参加した人も多くいるのでは?

街中がライトアップされ、パーティーやデート、豪華な食事などを楽しむのが、日本のクリスマスではほぼ当たり前。でも、それを実現できない、貧困や飢餓の問題を抱える地域はまだまだたくさんある。それをちゃんと心に留めておくことも大事なことだなと改めて思った。

KFCのキャンペーンのように、参加してガチャを回すだけで寄付に貢献できるのは、参加した人にとっても嬉しいこと。まさに「自分も美味しい、みんなも美味しい」。実際、なかなか難しいことだとは思うけれど、こんなチャリティー精神溢れる取り組みがもっと増えれば…なんて。いつか世界中の人々がハッピーなクリスマスを送れるようになることを祈って! 
(田辺 香)