将来差がつくスキンケア術!究極の美容法『卵白洗顔』の魅力
世界に通用するLOHASな美容法
世界中どこへ行っても新鮮な卵と水さえあれば、洗顔・保湿・整肌ができてしまうという魔法のようなスキンケア術、「卵白洗顔」。恋愛ユニバーシティーでも、ぐっどうぃる博士との対談でご紹介したこの美容法ですが、改めて発案者である白河三來先生にその魅力について語っていただきました!
私の青春時代はバブル期でしたので、みんながブランド化粧品に走り、より高級感のある、高機能な化粧品を求めていました。しかし、実際に40代・50代を迎えてみてわかったことは、必ずしも高級な化粧品が良い結果をもたらすわけではないということです。ブランド化粧品を使って来た友人たちがシミやシワに悩まされ始める時期に、私は肌年齢20代をキープしていられる。これは必ずしも、生まれ持った資質の問題ではありません。
実は、遺伝子検査をしてみたところ、私は細胞内・細胞外ともに酸化しやすく、老化しやすい遺伝子をもっていることがわかりました。「それなのに、なぜ?」とお医者さまにも首をひねられたのですが、内側からは食べ物の選択と排泄に気をつけてきたこと、外側からは卵白洗顔を続けて来たことが大きいと思います。「高いもの=良いもの」ではない、リーズナブルでも効果のある美容法があると、年齢を重ねてみて実証されたのが今、50代なのです。
さらに、今の若い人たちは賢くなっています。私たちの頃みたいに、持っている車の種類でボーフレンドの価値を判断したりはしません。もっと実質的になっています。同じお金を使うなら、見栄を張って高級外車を買ったり、高級マンションを買ったりするよりも、一緒に美味しいものを食べたり、海外旅行を楽しむ…といったスタイルを好むようになって来ています。となれば、化粧品も見た目の高級感ではなく、本質的なものが選ばれるはず。そんな時代にニーズに応えられるのが「卵白洗顔」だと思っています。
次のCHECKでは、「卵白洗顔」の魅力と可能性についてお話したいと思います。
CHECK!究極の美容法「卵白洗顔」の魅力
1. 今までの美容法は…
今までは、与える美容法ばかりが注目されて来ました。ですから、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、EGFなど注目の新成分を肌から摂り入れることにやっきになって来たわけです。
ところが、お肌は本来、栄養を摂り込むための器官ではありません。効果はおのずと知れています。そして、これでもかこれでもかとお肌を保護してやることは、実はお肌を甘やかしていることにほかなりません。高級なクリームやしっとりタイプの化粧水などをつけることによって、お肌が自分から皮脂を出す力を奪ってしまっていたのです。
2.なぜ「卵白洗顔」が本質美容なのか?
卵白洗顔は汚れを落としますが、合成界面活性剤と違い、皮脂を取りすぎることがありません。また、pH7.5と弱アルカリ性のため、酸性の皮脂の分泌を促す作用があります。(実は、弱酸性の洗顔料を使ってしまうと皮脂は分泌されにくくなり、乾燥肌の原因になります。)
また、硫黄が含まれていて、自然な角質除去の作用がありますから、ゆるやかなピーリング効果もあるのです。
つまり、肌本来の機能〜自分から皮脂を分泌することによって殺菌・保湿を行い、ターンオーバーの周期に従って、古い角質層を排出していく働き〜をうながしてくれる、厳しくもやさしいコーチのような存在をつとめてくれるのが卵白です。お肌の自活力をよみがえらせてくれる嬉しい助っ人なのです。
3.歴史に裏付けられた卵白の効能
最新の美容成分は、画期的な効果があるかもしれない。でも、20年後、30年後はどんな影響があるのかわからないのが本当のところです。ところが、この卵白はパック材として、長い歴史を誇っています。江戸時代の美容書にも卵白を寝る前に塗って、翌朝洗い流せばお肌がつるつるになる」とありますし、ヨーロッパでもホームメイド・コスメを代表するパック材として親しまれています。
順天堂大学大学院 加齢制御医学講座 協力研究員のダニエラ・シガさんはルーマニアの方ですが、やはり卵白をパックとして使っていたそう。お母様はこってり感のある卵黄を、お嬢さんはさっぱり感のある卵白をそれぞれパック材として使用していたそうです。ひとつの卵を親子で使い分けるなんて名案ですね!
また、卵白は民間療法の世界では、やけどや傷の痕を残さないすぐれた治療薬として長い間使われて来ました。今でも、角界では怪我をした時に、卵殻膜を貼って治療するそうですよ。
4.まだまだ未知数、卵白の効能
そんなわけで、卵白洗顔の効果は人によって違いますが、今まで報告があっただけでも、「シミがうすくなった」「シワが減った」「色白になった」「しっとりした」「キメが整った」「頑固な乾燥肌が治った」「ニキビが治った」「アトピーが改善された」などなど、枚挙にいとまがないのです。
卵殻膜にはコラーゲンIII型細胞を活性化する働きがありますし、科学の進歩に従って、これからも新たな効能が発見されるかもしれませんね。ヒヨコという生命を育むためのシェルターである卵、未知の可能性を秘めた小宇宙として限りない魅力を感じます。
卵白洗顔のやり方は、『えぇっ?卵白で洗顔!?ノーファンデでOKな美肌を作る秘密の方法』をぜひ参考にしてください。
さらに詳しく知りたい人は、このほど台湾で海外版の出版が決まった白河先生の著書『卵白洗顔 1日15円魔法の美肌術』がオススメ。エイジレスな美肌を手に入れる方法が満載です。
◇プロフィール白河三來 女性美研究家アンチエイジング・コンシェルジュ。美顔率インストラクター。健康医療コーディネーター。NPO法人抗加齢食普及協会(http://www.jana.jp/)理事。2005年、オリジナルの美容法「卵白洗顔」が雑誌に掲載され、即効性のある美容法として大反響を得る。公式ブログ「奇跡の美肌」(http://ameblo.jp/shirakawamirai/)で人気ブロガーに。美容から恋愛まで「女性を中から美しくする」をコンセプトに各種セミナーをプロデュース。カルチャースクールやセミナー、雑誌、TVなどで活躍中。著者に「いくつになっても30代の美しさを保つ方法」(中経出版)、「卵白洗顔 1日15円*魔法の美肌術」(双葉社)がある。