中学生に向けた「働くって何だろう?」の授業スライドを大人の職業人であるみなさんにも紹介します。「働くことの根っこにある意識」をきちんとつくることは年齢に関係なく大事なことです。いま一度、新鮮な気持ちで仕事を分解してみてください。



私は企業の従業員・公務員を対象に「仕事とは何か」「プロフェッショナルとは何か」といったテーマの研修実施を生業としています。こうした働くことの根っこを問う教育は年齢に関係なく必要なもので、新入社員であっても、入社10年目であっても、また管理職クラスであっても、その人それぞれの置かれた状況によっていろいろな気づきや啓発が起こるものです。
私は大学でもいわゆる「キャリアデザイン」(この言葉はどうも手あかが付きすぎてしまい、私は使いたくありませんが)に関する講義を何度かやりました。しかし、働くことの根本を学ぶには大学生のタイミングは遅いと痛感しました。彼らの意識も大学の就職課の意識もあまりに「シューカツ(就活)」に向けられていて、「いかに入るか」というテクニック指南講義でなければ人気が出ないからです。


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