■ベンチャー・中小企業・NPOなどのコミュニケーション活動事例■

今回は最近話題になっている、自分の興味にあった最新ニュースを毎日届けるニュース収集サービス「Gunosy(グノシー)」の取り組みについて、株式会社Gunosyの福島良典代表に話を聴いた。



過去50年間、朝刊でニュースを読むという習慣が続いてきたが、スマートフォンやタブレットの普及によって、最近はニュースをチェックする媒体がモバイルデバイスへと移行しつつある。


そのようななかで「GUNOSY」では、個々人のFacebookやTwitterの投稿などを分析して、世の中のさまざまなニュースの中から一人ひとりの興味や関心にあったニュースを25件選び、そして毎日届けるサービスを提供している。





元々福島氏はFacebookやTwitter、RSSなどを使っていろいろとニュースを収集していたが、非常に非効率で面倒を感じていたそうだ。そこで福島氏はもともと人工知能を研究していて、将来はテクノロジーで生活を便利にするサービスを創りたいという想いがあったことから、いっそのこと自分の興味に合ったニュースを自動的に収集してくれる仕組みを自分で作ってしまおうと開発したのが「Gunosy」だった。


当初は一個人の趣味で開発したので、身近な知人を中心に利用してもらっていたが、複雑な設定を必要とせず、FacebookやTwitterのアカウントで登録しただけで自分に合ったニュースを探してきてくれるという手軽さや驚きが受けて、次第にクチコミでどんどん利用者が増えたことから、きちんと事業化しようと考えて2012年11月に法人化し、現在までに約20万人に利用されている。


また法人化直後に、GUNOSY経由でニュースをシェアすると、サムネイルに「GUNOSY」と表示される仕様にしたことで、シェアされた記事を見て「GUNOSYって何だろう?」と関心を喚起し、それをきっかけに利用されるといった流れも最近は出てきているそうだ。


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