観光広報をテーマにした映画「県庁おもてなし課」が公開されたことを受けて、実際の高知県の観光広報について、高知県観光振興部観光政策課の鈴木康正氏に話を伺った。


【インタビュー企画・実施】
「広報スタートアップのススメ」編集部
(運営会社:合同会社VentunicatioN)
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※全編はこちら 映画「県庁おもてなし課」公開記念・高知県の観光広報(前編)


- 四国4県で連携しながら -


前編では高知県の取り組みを紹介してきたが、四国では高知県以外にも、例えば香川県が「うどん県」を提唱するなど各県でさまざまな取り組みが行われている。そうしたなかで四国の場合は1県だけではなく近隣県と合わせて観光されるケースも多いため、四国4県とJR四国、旅行会社などの民間企業が連携して観光推進すべく『四国ツーリズム創造機構」という共同組織を立ち上げて、県ごとの展開に加えて“四国”としての訴求にも取り組んでいるとのことだ。


特に国際観光面では、四国の中で国際線の定期便が就航しているのは高松空港(香川県)と松山空港(愛媛県)だけなので、そこから四国各県を周遊してもらえるように、他県との連携が重要になっている。


また四国4県という意味では“お遍路さん”も欠かせないが、これについても特に来年2014年は弘法大師が遍路道を開いた「四国遍路開創」の年から1200年目にあたる年であると言い伝えられていることから、この機会を活かしてより積極的に発信していきたいと考えている。





- 「観光」に加え「移住促進」も新たな柱に -


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