日産自動車のDNAであるグレートブランド「ダットサン」が復活します。しかしまだ復活しないものがあるのです。

ニッサン、インフィニティに続く、日産自動車の第三のグルーバルブランドとして「ダットサン」が復活します。そのエントリーモデルが、2014年からインドネシア、ロシアなどで発売されます。

ダットサンは、80年にわたる日本のクルマづくりに対する技術とこだわりを象徴しており、日産のDNAを体現する重要なブランドです。
日産自動車では、かつて、「車といえばダットサン」、「一家に一台ダットサン」などと宣伝していたこともあり、国産大衆車の代名詞的存在でした。まさしく、グレイトブランドの復活ですね。

一方、家庭における「オトッサン」の復活の兆候はまだ見られません。
「オトッサン」は戦後から高度成長期年代まで家族の大黒柱として「家長といえばオトッサン」、「一家に一人オトッサン」を合言葉に、「オトッサン」を中心に家族がまとまっていましたが、近年、団塊の世代のリタイアが始まった頃からその求心力が無くなってきたと言われています。「オトッサン」の復活を期待しています。

ちなみに、「ダットサン」は米国では「ダットサン」と発音する人はほとんどおらず、「ダッツン」または「ダツン」("ダ"にアクセントがくる)と呼ばれています。
また、「オトッサン」は近年は「オトー」や「オヤジー」("ジー"にアクセントがくる)あるいは「ジジー」とよばれているようです。
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