いま、「学校広報」に力を入れ始める学校が増えてきました。大阪市の民間人校長が着任した中学校もその1つ。
なぜ、いま、「学校広報」なのか―ヒントは「ソーシャル」そして「人のつながり」にある気がします。

※本記事は、(株)Z会(http://www.zkai.co.jp/)勤務の筆者の個人的見解です。


この4月、大阪市の民間人校長として就任された北角裕樹さん。

【民間人校長】元新聞記者で最年少校長 北角裕樹氏が体感した学校現場
(↑保護者&教育関係者向けサイト「リセマム」にリンクします)

就任当初から「学校広報に力を入れたい」と語られており、すぐさま、自校大阪市立巽中学校のサイトでの情報発信の強化に取り組み始めました。
これまでは余り、校内の様子、生徒の様子がわからないサイトだったようですが、リニューアルして生徒や職員さんの様子をいろいろ届けられるようにしたようです。


そもそも、なぜ、学校広報を大切にされているのでしょうか…?
学校広報についてまとめられた「学校広報のページ」には、このような説明があります。

===(引用)===
学校が社会からの要請に応えるためには、何をすべきでしょうか。
まずは、学校自身が、与えられた使命を着実に全うすることに他なりませんが、同様に、学校での地道な営みが、社会から正しく理解・評価される事もまた必要です。個々の人知れぬ努力や営みは、社会から正当に評価されて、はじめて公(おおやけ)の成果になるからです。

学校からの積極的な情報提供を通じ、学校に向けられた関心に正面から向き合い、学校関係者との信頼関係をより確実なものにすることは、学校経営に位置付けるべき課題であり、その活動は組織的に取り組むべきものと言えます。
===(引用終)==

学校内外の関係者で信頼関係を構築するために、学校からの積極的な情報提供は欠かせない、ということですね。


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