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3月2日から開催されている「HOUSE VISION 2013 EXHIBITION」。「新しい常識で都市に住もう」という理念のもと住まいの新しい常識を発信しているイベントだ。実物大の住宅を見ながら未来の生活を体感することができる。
■Hondaの提案は「移動とエネルギーの家」


提案された住宅は「室内」「半野外」「野外」と3つのレイヤーから織り成されているので、展示を見ているとどこまでが室内かわからなくなる。今回Hondaがテーマにあげたのは「シームレス」だ。

Hondaが考えるシームレスなエネルギーと移動の連繋を建築家の藤本壮介が家として表現している。外部と内部、パブリックとプライベートを隔てるのではなく3つのレイヤー構造で段階的に内と外を融通させている。

■室内外をつなぐモビリティ


「自分で使うエネルギーは自分で作り、余れば蓄える」とエネルギーもシームレスに。都市ガスやプロパンガスで発電しながら同時に給湯や暖房も行い、太陽光発電とあわせて電気を蓄電する。そして蓄えた電気でモビリティの充電を行うのだ。階段や坂道のサポートをしてくれる「体重支持型歩行アシスト」を使えば大好きな盆栽のお手入れも楽々。

■熱を逃がさない泡のお風呂


LIXILが提案していたがクリーム状の泡のお風呂も設置されていた。foam spaは泡で熱を閉じ込めるため温度が下がりにくい。また、蒸気が出るのも防いでくれるためメガネをかけたまま本を読むということも問題ないのだ。

自分だったらどんな家に住みたいだろう?という夢が広がる「HOUSE VISION 2013 EXHIBITION」。Hondaだけではなく、LIXIL、住友林業、無印良品、TOTO・YKK AP、蔦谷書店、未来生活研究所など多くの企業が展示を行っている。今月24日までの開催なので足を運んでみてはどうだろうか。

■開催案内
「HOUSE VISION 2013 EXHIBITION」
3月2日〜24日
開催場所:お台場・青海駅前特設会場
料金:一般1800円、学生1500円