AEDを手にする片雅範代表税理士

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「タックスレスキュー・あなたの税理士法人」(東京・中央区)は、東日本大震災発生からちょうど2年目にあたる2013年3月11日から、被災地などを中心にAED(自動体外式除細動器)を100台寄付する活動に取り組む。

復興支援第4弾は「ソーシャルビジネス」

「あなたの税理士法人」は震災発生直後から、「無料ぜいきん相談室」「震災復興ぜいきん支援室」などの社会貢献活動を被災地で継続的に実施している。コンサルタント会社「テンプラス」(大阪市)と飲料メーカーの協賛で実施するAEDの寄贈もその一環だ。

今回の取り組みは、社会貢献とビジネスを両立させる「ソーシャルビジネス」として展開し、飲料の自動販売機を設置してもらうことで、自販機からの収益の一部を使ってAEDの費用に充てる。寄贈先となる企業や商店街、観光施設などでAEDの使い方講習も実施する。大震災の被災地や東北地方でのAED 100台設置を予定しているが、東北以外からの希望についても検討する考えという。

AEDの設置申し込みは東北AEDプラスへ。

「あなたの税理士法人」代表税理士の片雅範氏は中学・高校時代を岩手や青森で過ごし、現在は青森大客員教授も務めている。同法人による復興支援活動は、税金相談などに続いて今回が第4弾となる。