タイマングロ、田中戦延期の理由
ところでグアム出身、現在はサンディエゴのアリアンスMMAでトレーニングを積むベイビージョーこと、ジョー・タイマングロとはどのようなファイターなのか。田中戦の欠場と、これまでと今後を語ってもらった。
「いろいろと怪我が重なったんだ。去年の7月の試合で拳を骨折し、12月にもまたやってしまって。それでもタナカとの試合に出るつもりだったんけど、今度は睾丸の奥に痛みを感じてしまって……。もう練習も仕上げになっていたときだったけど、歩くことも無理な状態になった。
3日間安静して、トレーニングこそ再開したものの、試合に出るために必要な練習ができるような状態ではない。試合では100パーセントの体調で挑みたかったけど、それが無理になったので欠場することを決めたんだ」
――どのような状態で、鼠蹊部を負傷したのでしょうか。
「何か攻撃を受けて負傷したとか、そういうことではなくオーバーワークがたたってしまったようなんだ。痛みを感じたのは先週の金曜日(1月25日)で、その日はキックからテイクダウンのMMAスパーと、レスリングにミット打ちと徹底して体をいじめていたんだ。そうしたら、次の日には痛みを感じた。疲れが溜まってしまったようなんだ。
ナイフで切り裂かれたような痛みを感じて、歩けなくなった。今は歩いて、少しは練習できるようになったんだけど、こんな痛みは人生で初めてだった。ちゃんと、ストレッチとか準備運動もやってきたのに……。
なんとか3月には復帰して、タナカと戦いたい。コーチといつ戦うべきが、話し合うよ。とにかく今は、体が普通に動くようにペースを落としている状態だからね(※田中路教は3月に違うファイターと戦うことが決定した)」
――なるほど、それは本当に残念なニュースです。ところで、このような一件でベイビージョーの名も日本のファンに注目されるようになったと思うのですが、そのプロフィール的なモノは知らない人が多いです。いつ、MMAを始めたのでしょうか。
「2004年、19歳のときに柔術とMMAを始めた。グアムではスパイク22に所属し、本土ではATTで練習してきたけど、アライアンスに所属して2年になる。柔術ではATTやBJ・ペン、マーク・ライモンのところでトレーニングをし、今はシャルート・ベヒーシモ(ノヴァウニオン黒帯、ハワイ在住で、UFC参戦経験もある)の茶帯なんだ。シャルートはグアムに指導にきてくれて、僕の柔術の技術も上がった。MMAでも常にフィニッシュを目指して戦っている」