彼氏が欲しいなら注意!女性目線の“自分磨き”は無意味
男女の違いを理解して
恋活や婚活の場でモテるため、恋人の気持ちを惹き付けるために、日々自分磨きをしている女性は多いはず。しかし、多くの女性は無駄な努力をしています。女性のキレイになる努力は、ある理由から、女性の自己満足になりがちなのです。この“恋愛キレイ学”のテーマでもあるのですが、キレイに対する、女性と男性の視点はまるで違います。第1回目では、彼氏が欲しい人が“なぜ自分を磨くことが必須なのか”についてお話しました。今回は、この違いの本質を理解することで、モテにつながるキレイさがどういうものかを学びます。
生命科学的な視点にたった時、異性がキレイであることは
1)その異性が心身ともに健康である
2)その異性と子供を作ったとき、その子供も心身ともに健康である
この2つを示す一つの指標だと、僕は考えています。
たとえば顔や体形のバランスが整っていることは、それを形作る遺伝子が健康であることを示唆していますし、顔の表情には、精神の健康さが現れます。
キレイな異性に、我々は本能的に健康な遺伝子、健康な心身の状態を感じとり、惹き付けられるのです。
次に、キレイの男女差は、子供を残すための役割の違いが影響していると思われます。女性が男性を選ぶ時、その男性のサバイバルスキル(生き残る能力)と、ケアスキル(相手をパートナーや家族としてケアする能力)が必須です。それらが無ければ、女性が妊娠・出産・子育てをする時、子供もろとも自分が生き残れない可能性があるからです。一方で男性にとっては、妊娠・出産・子育てのリスクが女性よりはるかに低いため、見た目以外のキレイさは全く重要ではありません。
つまり、女性は男性と異なり、キレイさの中に、サバイバルスキルやケアスキルである、センス、心の豊かさ、優しさ、コミュニケーションスキルなど、ありとあらゆる内面の充実が含まれるのです。女性が“美女”と言う時、内面のキレイさも含んでいるのはこのためでしょう。一方、男性の考えるキレイさは、見た目の良さに限定されています。彼らが美女やイケメンと言っている時、内面のことなど全く考えていません。キレイの中にサバイバルスキルやケアスキルが含まれていないからです。
女性に言います。男性の女性に対する見た目の魅力は、センスやこだわりなど全く必要ありません。心の豊かさも、優しさも、コミュニケーションスキルも、二の次です。もしそれらが必要だとしても、男性が女性に対して性的な魅力以外の所で感じる魅力であり、キュンとくる類いのものではありません。女性が男性に対して強く感じる恋の魅力とは違うのです。
CHECK! 彼氏作りに効果的な“自分磨き”とは?
これらをふまえ、どうすべきかの具体的な指針は、次の2つです。
1.男性にとって必要のない自分磨き
・メイクやファッションでトレンドをおさえる
・自分らしいこだわりのあるメイクやファッションをする
・ワインスクールやお花などの習い事に足しげく通い、女子度をアップする
・英会話教室やパソコンスクールに行き、キャリアアップを目指す
2.男性にとって必要な自分磨き
・美しいボディラインをキープするため、ジムやヨガ、ピラティスに通う
・スキンケアや保湿は念入りにして肌を若々しく美しく保つ
・メイクテクニックで顔をかわいく見せる
・女性らしい立ち居振る舞いを身につける
・多くの男性が支持しているアイドルや女優、女子アナのファッションやメイクの研究する
(より詳しい内容を知りたい方は「ファッションが男性に与えるメッセージ」「恋人と結婚相手に求めるファッションの違い」もぜひ参考にしてください。)
モテのためにはとにかく見た目が勝負!彼氏が欲しい人なら、スキンケアの強化とダイエットは抜かりなく。
恋の教訓
女性目線の美人を目指して
お金や時間を費やすよりも
見た目磨きにしぼればモテ期到来
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主催。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』や携帯公式コンテンツ「恋が叶う99のルール」もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
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