厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、製造業の9月の残業などの1人当たりの所定外労働時間が前年同月比4.2%減の14.4時間となり、2カ月連続で前年同月を下回った。

産業全体の所定外労働時間は、前年同月比3.0%減の10.0時間で2カ月ぶりの減少。

一方、9月の1人当たりの現金給与総額は26万6196円で前年同月と同じ水準だった。

現金給与総額のうち、所定内給与は24万3502円(前年同月と同じ水準)、所定外給与は1万7764円(前年同月比0.8%減)、賞与や手当などの特別に支払われた給与は4930円(同7.0%増)で、所定外給与が前年同月を下回るのは2011年8月以来。

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