厚生労働省がまとめた「高年齢者の雇用状況」によると、希望者全員が65歳まで働ける企業は約半数であることが分かった。

今年6月1日現在で、希望者全員が65歳以上まで働ける企業の割合は48.8%(前年比0.9ポイント上昇)となっている。

従業員数別に見ると、従業員300人未満の企業は51.7%(同1.0ポイント上昇)、300人以上の企業は24.3%(同0.5ポイント上昇)。

過去1年間に定年を迎えた43万36人のうち、継続雇用された人は31万6714(73.6%)、継続雇用を希望しなかった人は10万6470人(24.8%)、継続雇用のための基準に該当せず離職した人は6852人(1.6%)となっている。

集計対象は、全国の常時雇用する労働者が31人以上の企業約14万社。

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