厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査（速報、事業所規模5人以上）によると、製造業の8月の残業などの1人当たりの所定外労働時間が前年同月比2.7％減の13.8時間となり、1年3カ月ぶりに前年同月を下回った。

産業全体の所定外労働時間は、前年同月比0.9％減の9.8時間で2カ月連続の減少となった。

一方、8月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.2％増の27万4359円で、4カ月ぶりに増加した。

現金給与総額のうち、所定内給与は24万3502円（前年同月比0.1％増）、所定外給与は1万8221円（前年同月比2.7％増）、賞与や手当などの特別に支払われた給与は1万2636円（同1.1％増）となっている。

失業率4.2％､求人倍率は上昇止まる
求人広告件数 伸びが鈍化､8月は前年同月比8.5％増
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」

「日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の人事専門誌です。