総務省の社会生活基本調査によると、学業以外の時間に英語を学習している10代の割合が上昇していることが分かった。

過去1年間に仕事や学業を除いて「学習・自己啓発・訓練」を行った人は4017万人。調査対象者に占める割合(行動者率)は35.2%で、5年前の調査から変化はなかった。

行動者率を種類別にみると、「パソコンなどの情報処理」(12.1%)が最も高く,「芸術・文化」(10.0%)、「英語」(9.6%)と続いている。

「英語」の行動者率は、5年前の前回調査に比べて全体では0.5ポイントの上昇。特に10〜14歳では6.1ポイント上昇して30.4%に達した。15〜19歳も3.0ポイント上昇の25.7%となっており、英語の学習に力を入れる10代が増加している様子がうかがえる。

「パソコンなどの情報処理」の行動者率は、5年前の前回調査に比べて全体では0.4ポイントの上昇。50歳以上で上昇した。

調査は、全国の10歳以上の約20万人を対象に昨年10月20日現在で実施した。

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