全国求人情報協会がまとめた8月分の「求人広告掲載件数等集計結果」によると、29カ月連続で前年同月を上回ったものの伸びが鈍化したことがわかった。

8月の求人メディア全体の広告掲載件数は51万2318件で、前年同月比8.5%の増加にとどまった。求人広告件数は前年の東日本大震災の影響もあり、3〜7月まで5カ月連続で前年同月比20%を超える増加だった。

求人広告掲載件数をメディア別に見ると、有料求人情報誌5万597件(前年同月比6.2%減)、フリーペーパー18万4885件(同8.4%増)、折込求人紙6万7128件(同5.7%増)、求人サイト20万9708件(同13.8%増)。有料求人情報誌の掲載件数が前年同月を下回ったのは昨年11月以来。

地域別に見ると、北海道・東北29568件(前年同月比7.3%減)、関東・甲信越10万1395件(同9.1%増)、中部・北陸4万1494件(同5.9%増)、近畿5万6237件(同0.5%増)、中国・四国2万1901件(同5.0%増)、九州・沖縄5万2015件(同10.2%増)。

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