えぇっ?卵白で洗顔!?ノーファンデでOKな美肌を作る秘密の方法 | 恋愛ユニバーシティ

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51歳なのに肌年齢は20代前半という驚異の若さを保つ白河三來先生。どこまで近づいて見てもキメ細やかで綺麗、しかもノーファンデーション!その白く美しいお肌の秘訣は、“卵白洗顔”。卵白洗顔とは、卵の白身で洗顔するという、白河先生が編み出した美容法。効果はもちろん、コストパフォーマンスの高さも魅力。その誕生秘話と驚くべき効果、さらに具体的な方法について、恋愛カウンセラー・ぐっどうぃる博士がインタビュー。まったく新しいスキンケア方法です!

偶然発見した卵白洗顔でニキビが治った!

ぐっどうぃる博士(以降博士):白河先生はお肌が本当にキレイですけど、それは“卵白洗顔”によるものと聞きました。この卵白洗顔って、どんなものなんですか?

白河三來先生(以降白河先生):卵の白身の部分で肌を洗うんです。すると、汚れはスッキリ落ちるけれど、うるおいは残すので、お肌はすべすべになります。洗顔のあとは化粧水だけで十分。たまにつけるのを忘れてしまうくらい、しっとりするんですよ。

博士:それは、誰かに教わったんですか?

白河先生:いいえ、自分で発見したんです。中学生のとき家庭科の調理実習で、卵白を泡立てたメレンゲが残っていたんです。それを油汚れがついたフライパンに入れてクルクル回していたら、汚れがキレイに落ちてしまった。あら、卵白には洗浄力があるのかしら?と思って。それで、顔も洗ってみたんです。

博士:論理の飛躍がすごいですね。そこから肌を洗う発想になるとは…。

白河先生:当時、お肌にニキビができ始めていて、とても悩んでいたんですね。それで、いろいろ洗顔料を買ってきては試していて。それが、卵白洗顔をしてみたら治ってしまった。これはすごい!と思って。

博士:それからずっと続けているんですか?

白河先生:いえ、好奇心もあって、若い頃はいろいろな化粧品を使いました。でも、調子が悪くなると、やっぱり卵白洗顔。するといい感じになるので、調子が悪くなったときのお助けとして使っていました。

博士:なるほど。

年齢によるトラブルも改善、実年齢より若い肌に

白河先生:40代になると、やはりそれまでと違って皮脂も出にくくなるし、新陳代謝も悪くなる。そんなとき、普通は高級コスメやエステに走ると思うんですけど、私の場合は卵白洗顔に戻ったんです。

博士:そうしたら効果があった?

白河先生:そうですね、すごくいい感じになって。40代の頃から頻繁に異業種交流会に顔を出すようになったら、会う女性、会う女性にお肌を褒められるんですよ。

博士:確かに白河先生の肌はとてもキレイですもんね。

白河先生:それで、年齢を言うとすごく驚かれる。ぜんぜん、自分では自覚がなかったんですけど。「何をやってるんですか?」とよく聞かれて、「う〜ん、人と違うことをやってるとしたら卵白洗顔かな」と。そこで初めて気がついたんです。

博士:昔から続けている、他の人とは違う美容法ですもんね。

白河先生:教えてあげた人からメールをもらって、「すごい効果がありました!」なんて言われたりすることも多くなって。へえ、私だけじゃないんだ、みんな使うといいと感じるんだ…と。

雑誌の取材で医学的な効果も証明

博士:それで、本を出したんですか?

白河先生:45歳のときに健康雑誌に紹介されたんです。そうしたら、大きな反響があったんですね。それがきっかけで、本が出ることになりました。私はただ、お肌の調子がいい、ということで続けていたんですが、雑誌に載ったときにお医者さんによる効果の裏付けがあったんです。そうしたら、医学的にもすごくいいことが証明されて。

博士:たとえば?

白河先生:脂汚れが落ちるのは、卵白に界面活性作用があるから。そのほか、殺菌作用のあるリゾチームや保湿成分のアルブミン、角質除去効果のある硫黄など、さまざまなお肌によい働きをする成分が入っていることがわかりました。しかも、これらが合成されたものでなく、自然の成分として入っているんです。

博士:リゾチームというのは、風邪薬の原料になるものですよね。

白河先生:卵って、言ってみれば命の元じゃないですか。何一つムダなものがなくて、驚くほど栄養価が高くて…命を育む生命力にあふれた素晴らしいものだと思うんです。その高度な健康維持機能と細胞育成システムを、お肌に毎日使うわけですから、つるつるの美肌になれるのも、当然といえば当然のことかもしれませんよね。

博士:確かに。最近、乳歯の元になる細胞を培養して肌に塗る、という美容法があるそうです。乳歯は歯の元ですから、その細胞には“育てる”たんぱく質がたくさん入っている。それと同じような理論なのかもしれないですね。

1ヶ月、毎日使っても1,000円未満!コスパも◎

博士:気になるのはコスト面ですが…。

白河先生:卵は10個入り1パックで200〜300円くらい。1日1個使うとすると、1ヵ月3パック。だいたい600〜900円です。高級化粧品を買うことを考えたら、安くてお得だと思いますよ。

博士:確かにそうですね。

白河先生:アトピーの方にもすごく評判がいいんです。「石けんはしみて痛いけど、卵白はしみないからいい」って。卵アレルギーの方でも「食べるのはダメだけど洗顔は平気」という方も。一般的には勧められませんが、合う方には本当にオススメです。

博士:本当によさそうですね。聞いていたら、僕も試してみたくなりました(笑)。

卵白洗顔のやり方

注意:卵白洗顔の前に、必ず手の甲や腕などでパッチテストを。万が一痒みなどの症状が現れた場合はすぐに洗い流し、卵白洗顔は行わないでください。

1.卵白を取り分ける
卵のトップに2cm程度の穴を開け、タッパーやボトルに注ぎ込む。すると、殻の中には卵黄だけが残る。

2.卵白を手のひらに取る
タッパーの場合は、卵白をつまみ上げ、ボトルの場合は卵白を適量てのひらに絞り出して、肌の上をころがすようにして顔全体に塗る。

3.卵白で脂汚れを乳化させる
優しく両手でなでるように卵白をなじませる。最初はブルンとした手触りだった卵白がスルッと軽い手触りになったら脂汚れが乳化した証拠。

4.水がぬるま湯で洗い流す
温度の高いお湯で洗うと、卵白の中のたんぱく質が固まってしまうので要注意。体温より低いぬるま湯か水で洗い流して。

5.化粧水などでお肌を整える
洗顔後は、クリームや美容液なども必要ないほどお肌がしっとり。軽く化粧水をつける程度でOK。お好みでスクワランオイルや美容液を塗っても。

【プロフィール】

白河三來美肌研究家
アンチエイジング・コンシェルジュ。美顔率インストラクター。健康医療コーディネーター。NPO法人抗加齢食普及協会(http://www.jana.jp/)理事。2005年、オリジナルの美容法「卵白洗顔」が雑誌に掲載され、即効性のある美容法として大反響を得る。公式ブログ「奇跡の美肌」(http://ameblo.jp/shirakawamirai/)で人気ブロガーに。「薬に頼らないで健康になる。化粧品に頼らないで美しくなる」をコンセプトに美と健康のセミナーを主宰。カルチャースクールやセミナー、雑誌、TVなどで活躍中。著者に「いくつになっても30代の美しさを保つ方法」(中経出版)、「卵白洗顔 1日15円*魔法の美肌術」(双葉社)がある。

■白河三來先生著書のご紹介
いくつになっても30代の美しさを保つ習慣