「好き」の態度が原因だった?!〜出会い多きおひとりさまがカップルになる方法
いつも始めはイイ感じ…は“好き”がモレ過ぎ
仕事や趣味の集まりで「この人いいな」と感じる男性に出会うと、すぐに恋に落ちてしまう女性は多いものです。しかしそれは、恋がうまくいかなくなる原因を作ります。そこで今回はせっかく見つけた出会いを無駄にしないため、上手に恋愛関係へとつなげていく戦略についてお話しましょう。
お目当ての男性が見つかると“先手必勝”“早い物勝ち”とばかりに、即効で相手に好意を伝える女性がいますが、男性には“自分で恋人を手に入れたい”と思う性質があるので逆効果です。もしあなたが積極的にアプローチすれば、彼の中であなたは“既に手に入った女”となります。そして男性の“追いかけたい欲”が冷め、場合によってはキープ要員にされてしまう確率が高まるでしょう。容姿の美しい女性ならば自分から告白してもうまくいくことはありますが、その場合においても、本当は相手に告白させるほうが彼のテンションを高めることができます。
幸せな恋愛のスタートを切るには、“自分のことを好きにさせ、彼から告白させる”ことが理想的です。そのためには、いい出会いを見つけたらまずは“友達ポジション”をおさえることから始めるのが得策なのです。
もし恋人候補が複数見つかった場合は、友達の段階ならばひとりに絞らず同時進行するのもアリです。ただし同じネットワーク上の男性は厳禁。候補同士が知り合いではない、または候補同士に共通の知り合いがいないことが重要です。
以上のことをふまえたうえで、彼の気持ちを引きつけつつ、友達ポジションを獲得するためのポイントを実践していきましょう。
出会ったばかりの彼の心を引きつけるための戦略
1.まずは「“自然に”定期的に会っている」という状態を目標にしましょう。多くの人間は“これぞ”という理想の相手を探し回るのではなく、いつも目にするものの中から好きなものを選ぶ傾向があります。TV番組や広告などで露出が多い=目につきやすいタレントが好感度ランキングの上位を占めるのも、これが大きな理由でしょう。サークルでも、職場でも、スクールでも、あるいはSNSでも良いので、彼と接触する頻度を高め、時間をかけて好印象を与えていくと、彼の心をつかむ確率が高まります。ただし好意を悟られないよう、不自然なほど無理に機会を作ってはいけません。
2.次は恒常的に会話ができる“仲のいい友達”へのステップアップです。友達として仲良くならないと、関係の進展は難しいものです。期間の目安は半年〜1年。彼の価値観や仕事をほめたりして“彼の味方であること”を印象づけながら、徐々に仲良くなっていきましょう。メールや電話、SNSのメッセージなどで良いので、“2人で話せる時間の確保”を目標にしてください。このとき、もし会話が盛り上がらなかったり、自分からばかり連絡をしていたりすると感じたら、焦らずに“大勢の中でのいい友達”へ戻りましょう。
3.十分に仲良くなれたら、2人で遊びに行くきっかけを探しましょう。会話の中で“たまたま”出てきた店に誘ってみたり、話題の映画を一緒に見ようと誘ってみたりしてもいいでしょう。この時のポイントは、彼に“自分のことを好きだから誘う”と確信させないこと。さりげなく誘い、もし断られても全く気にしていないそぶりで素早く引きます。
この戦略は、目標達成まで1年以上の時間を必要とすることもあります。しかしそれは、彼のことを見極めつつ、自分のことを好きにさせるために必要な時間です。出会ったばかりの状態で2人の関係が何も進展していない時は、あせって結果を出そうとしてはいけません。どのステップでも、好きだと悟られないように細心の注意をし、彼に自分を追いかけさせることが重要です。うまくいき始めると、途中からは相手が積極的になっていきます。そうなれば、恋のゴールは近いでしょう。
恋の教訓
恋人候補を見つけてもすぐに恋に落ちず
友達関係を構築する中で
彼から追わせることを目指すのが得策!
【プロフィール】
ぐっどうぃる博士恋愛カウンセラー理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主催。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリー』や携帯公式コンテンツ「恋が叶う99のルール」もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。