村上太一 リブセンス代表取締役社長〜お祝い金の導入で成功報酬型人材サービスを確立
2011年12月東証マザーズに上場し、最年少の上場社長と話題になったリブセンス村上太一氏。お祝い金と成功報酬という斬新なアルバイト求人サイトで業績を伸ばした。同社のビジネスモデルと今後の事業展開を聞いた。 (聞き手・吉越利成統括編集長)


求人広告サイトの「ジョブセンス」のビジネスモデルを教えてください。


 「ジョブセンス」は、アルバイトの求人サイトで成功報酬型の料金体系をとっています。成功報酬型とは、求人情報の掲載には一切費用が発生せず、採用という成果が出てから初めて料金が発生する仕組みです。

 一般的な求人広告サイトでは、掲載時点で費用が発生しますので、企業からすると、費用を支払って求人情報を掲載しても人材が採用できないかもしれないというリスクがあります。このため、企業が掲載期間を限定して求人情報を載せることになり、求職者であるユーザーは少ない情報からアルバイトを探さなければなりません。

 一方、成功報酬型の場合、企業は掲載期間や掲載費用に縛られることなく採用が決まるまで求人情報を載せ続けることができ、ユーザーは豊富な情報から本当に希望するアルバイトを探せるというメリ...(もっと読む

2012年 企業の中途採用動向〜中途採用の拡大続く、採用数増加の企業4割
求人広告24カ月連続で増加、旺盛な求人意欲が継続
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」

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