超絶高性能スケジュールアプリ「Calengoo」がグーー(親指を突き立てて)。

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2011年はスケジュール革命の年だった(俺にとって!)。
なにせ、紙のスケジュール帳が必要なくなったのだ。
iPhoneが2007年に発売され、スケジュールアプリが進化し紙を超えたのが2011年、世はスケジュール革命元年である(俺判断)。
ペーパレス!
スケジュールの完全デジタル化!
iPhoneだけでOKだ。
便利ポイントは3つ!
【1】iPhoneはいつもポケットに入れてるから、もはやペンと手帳をカバンから取り出すより速い!
【2】Googleカレンダーと同期できる! iPhoneを忘れてもスケジュール確認が可能に!
【3】記入が簡単。繰り返し入力、メールからのコピペを考えると紙よりも楽かも!
【4】年度の切り替えで書き写しや手帳2冊持たなきゃってことがなくなる!
【5】新しい手帳アプリに乗り換えたくなったり、複数のアプリを使いたくなったときに、データが簡単に移動・共有できる!
【6】マップやメールとの連携、お知らせ機能など、いろいろとスケジュール情報が展開できる。
勢いづいて6つも書いてしまった。

2010年版オススメ後、さらに40種類以上のスケジュール系アプリを使ってみた。
そして、さらに凄いスケジュールアプリを発見したのだ。
それは「CalenGoo」だ。

2010年版オススメのアプリたちも凄かった。だけど、小骨が喉につかえているような、ちょっとした使いにくさに気づいてしまった。
とくに月末になってくると、つらい。
紙のスケジュール帳なら、半分ページをめくって、翌月と前月を見比べることができる。だけど、デジタルのページだと、半分めくるってことができない。するっと切り替えられてしまう。
考えてみれば、なんで月間単位でページを切り替えているのか。
紙の手帳ならしょうがない。物理的制約がある。でも、これデジタルだぜ? スクロールでよくなくなくない?
今週を最上段にして、月単位関係なく、常に未来のスケジュールが表示されればいいじゃないか。長い巻物みたいなスケジュール帳で、スクロールさせればいいはずだ。
そう思いついて、そんなアプリはないものか、と探す。
あった。
「くるまきカレンダー」を発見。これまさに“月表示が月に関係なくシームレスにスクロール表示できる”というもの。
おおお!と感動して使う。
シンプルに使うにはもうしぶんない。残念なことにtodoがない。todoは別のアプリにするという手も使ってみたがやはりめんどうだ。
なんとか、これらの条件を満たす使いやすいアプリはないものか。探すも見つからず。ツイッターでぼやくと、知人が「CalenGoo」を教えてくれた。
これが大正解。すごい!
設定でVertical scrollingをONにすれば月に関係なくスクロール表示も可。ピンチアウトで、スケジュール画面の拡大縮小もできる。
しかも、予定を指でドラッグして移動可能。これは便利。1日ずれちゃった、なんてとき、書き換える必要がない。
予定の入力画面にも一発で飛べる。偉い! このへんのインターフェイス案外ダメなの多いのだ。タップして予定入力画面にいって、さらに件名をタップしてようやく入力ってのが多い。予定入力は頻繁に行う動作だから、できるならすぐやりたい。2回タップめんどう。それがCalengooなら1回のタップで入力開始可能だ。
もちろんGoogleカレンダー同期OK。todoもアリ。操作感もキビキビ、同期もスムーズだ。
機能や設定が多彩だから、使い始めだけちょっと「よいしょ」ってがんばる必要があるけど「CalenGoo」すげぇ、スキなしっ!
もう最近では、メインスケジュール帳を「CalenGoo」、軽いメモは、手書き入力の「SpeedText」。この2つだけでじゅうぶんですよ。
iPhoneユーザーは、今年は紙の手帳ナシのほうが便利だよ、と大プッシュしておく。
 
余談。
いまのところ最強な「CalenGoo」だが、将来も安泰かというとそうでもない。
「SnapCal」が、ちょっとすごい。
スケジュールを記入する必要すらなくなるかもしれないのだ。
「SnapCal」は、facebookやtwiterやEvernoteとつながる。たとえば、facebookのイベントと連携させていれば、参加イベントのスケジュールが自動的に「SnapCal」に反映されて、自分で入力する必要がない。
残念ながら、まだ予定の多くがfacebookのイベントに記述されるわけじゃないので、もうひとつ威力を発揮できてないが、この機能は将来すごいものになりそうな予感。
 来年には「スケジューリングは、全部勝手にやってくれる!」なんてことになってるかもしれない。(米光一成)