フルカラーしかも無線対応―史上最強のペンライト「ルミコネ」【話題】

ファンがアイドルを応援するコンサートでは必需品のペンライト。古き良き80年代には、観客がささげ持つライターの炎が、オープンエアのスタジアムじゅうにチラチラと揺れる感動的な場面がライブビデオ（デュラン・デュランのセイブ・ア・プレイヤーなど）に収録されたものだ。オープンエアのスタジアムがすっかり減った90年代以降、ライブ会場の消防法の規定が厳しい日本ではサイリュームが主流となり、今ではバラエティーが増えてLED使用のペンライトも人気だ。
そのなかで、最も欲張り機能のペンライトが、バンダイナムコゲームスから発表された「ルミコネ」だ。１本で３万色が表現できるというフルカラー対応に加え、観客が本体付属のボタンを押して入力してゲームやアンケートの回答を表示する「エモーションリンク」、会場に集まった「ルミコネ」の光を無線で一斉に制御する「シンクロライト」と、イベントを盛り上げるのに必要な機能すべてが１台に搭載されている。

ペンライトのヘビーユーザーは、主催者が制御する光を観客席で振るよりも、お気に入りの曲へのオマージュとして自分たちが踊る（オタ芸）際、光り方や色をそろえられるメリットに心ひかれているようだ。無線で一斉制御する機材に関しては明らかにされていないが、オタ芸に限らずステージにグループで上がる際の小道具として、またダンスクラブでフロアも光の海にしてしまう演出など、使い方を考えるだけでワクワクしてしまうツールだ。


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