今まで、日本語に対応していなかった米アマゾンの電子書籍サービスと、電子書籍端末「キンドル」が、年内に日本進出を果たすことがわかった。アマゾンは9月に7インチの「キンドル・ファイア」を199ドルで発売すると発表し注目を集めており、日本国内での販売を望む声も大きかったため発表当日の20日はネット上でも話題になった。

今まで日本語には対応していなかったが、アマゾンが持っているタイトル数は100万を超えている。アマゾンでは電子書籍の売り上げが紙の書籍の倍を達成していることからも、発表を受けての日本国内での注目は予想通りだといえる。

今後アマゾンのサイトから電子書籍を購入しスマートフォンやタブレット端末にダウンロードする仕組みが日本でも出来上がる。すでにアマゾンはPHP研究所と約1000タイトルの書籍の電子化に向け準備し、大手出版とも交渉を進めているということだ。サービス開始時にどれくらいの日本語タイトルが用意されているか楽しみだ。

ソニーは先日3G、Wi-Fi対応の電子書籍リーダー「Reader」を発表しているが、日本国内の電子書籍事情がどう変化するのか、またリアルでの書店には影響があるのか、アマゾンのサービスから目が離せない。

年内にも電子書籍サービス=日本市場に参入−米アマゾン(時事通信)


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