CVPT



冬に向けて主婦の節電意識は高い。キッチン周りは、消費電力の大きい調理家電が集まるだけに、家のなかでもまず節電に取り組みたい場所といえる。まだ肌寒かった震災後の計画停電期間中、都内にある百貨店には「電気を使わない昔ながらの魔法瓶はありませんか」との問い合わせが増えたという。沸騰したお湯を魔法瓶に入れておけば、10時間前後は70〜75度の温度を保つ。温かいお茶を飲むには十分に便利だが、いっぽう小さな子どもがいる家庭では、沸騰したお湯をやかんから移し替える時の事故が心配だ。

象印マホービンによると、「VE電気まほうびん」が節電に効果的だという。VE電気まほうびんとは、内容器が魔法瓶と同じ構造になっている電気ポットのことで、保温時の消費電力を抑えることができる。一般的な電気ポットと比べて、年間の消費電力は約半分に抑えられ、年間で約4000円の電気代が節約できるそうだ。

象印が今秋発売した「VE電気まほうびん  優湯生CV-PT型」は、2時間以上使わなければ自動的に電源がオフになる「省エネモード」など、きめ細やかな省エネ機能を搭載している。

家族構成によっても、節電方法は変わってくるだろう。単身世帯や夫婦のみの共働き世帯であれば、必要なときに使う分だけさっと沸かせる電気ケトルが便利だ。お年寄りにとっては、朝お湯を沸かせば夜まで保温できる魔法瓶が、手間もかからず使いやすいかもしれない。小さな子どもがいたり、家族が多くて頻繁にお湯を使うのであれば、VE電気まほうびんを活用するのが合理的といえそうだ。

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(鈴木陽子)

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