『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 (c)2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

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 全世界で累計14億ドル(1120億円)以上の興行収入をあげメガヒットを続ける“ミッション・シリーズ”の待望の最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のストーリーがついに明らかになった。

 今回公開された新スチールは、いつにない厳しい表情のトム・クルーズの写真。その後ろでは、大爆発が起こっている。これは何を意味しているのだろうか。

 この写真の秘密についてブラッド・バード監督が明かしてくれた。「写真のバックで燃えているのは大爆発したモスクワのクレムリン。トムが演じるイーサン・ハントとIMF(インッポッシブル・ミッション・フォース)の彼のチームは、怪しげな出所のゴースト・プロトコルに振り回され、頼みの綱のIMFからもクレムリン爆破に関与している疑いでメンバー登録を抹消されてしまう。イーサンたちは孤立無援の最悪の状態の中、史上最大の事件に直面することになる。」ネタバレがない程度にと前置きしながら慎重に語るブラッド監督は、本作で多くの新しいアイデアを実行した事を話し「作品中のサプライズに対する観客の反応が楽しみだ」と自信を伺わせる。

 本作ではドバイ、モスクワ、ブタペスト、バンクーバー、ムンバイなど世界を股にかけた壮大なロケーションを敢行、シリーズ最大規模での撮影が行われた。

 そして、キャストにジェレミー・レナーが加わり大勢キャストによるアンサンブル作品になるのかという質問に対し、ブラッド監督は「今までの作品よりも、今回アンサンブルの重要性は高い。それでもストーリーはイーサン・ハントを中心に展開している。ストーリーを伝えるための手段としてアンサンブルの関わりは大きかったが、それでもやはり、これはイーサン・ハントの映画だ。このストーリーは彼が背負っているんだ。」と日本のトム・クルーズファンには嬉しい情報も明かしてくれた。

 『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』の監督としてアカデミー賞を2度も獲得しているが実写映画は初という“超大型新人監督”ブラッド・バードが、トム・クルーズをどう料理したのか気になるところである。

 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国超拡大公開。この冬、その全貌が明らかになる。

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