【東日本大震災】相馬市×シダックス キッチンカーで仮設住宅被災者支援

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シダックス:厨房完備のキッチンカーを相馬市に寄贈

福島県相馬市とシダックスグループのシダックスフードサービス株式会社は、8月14日から、東日本大震災で被災者が生活する相馬市柚木工業団地の仮設住宅において、厨房設備を完備したキッチンカーによる食事の提供を開始する。

食事提供に先駆けて、シダックス株式会社は、同社が企画・設計したキッチンカーを相馬市に寄贈する。

*画像はニュースリリースより

仮設住宅住民の栄養面、精神面のケアを強化

シダックスフードサービスは、4月18日から相馬市より委託を受け、小中学校の給食施設を利用した食事提供システム「シダックス・そうま方式」により、避難所および仮設住宅住民に食事提供を行ってきたが、小中学校の給食施設を平常時運用に戻すことに伴い、キッチンカーと市内の民間企業(アルプス電気株式会社相馬工場社員食堂)の調理施設を活用し、シダックスが調理、食事提供を行うもの。

相馬市では、東日本大震災により、8月4日現在約2,300 名の被災者が市内10カ所の仮設住宅で避難生活を送っており、キッチンカーにより500食、社員食堂施設により2000食の合わせて、約2,500食の食事(夕食)の提供を行うという。食事提供期間は8月14日〜2012年3月末(予定)。
「この度の食事提供は、長期にわたり避難生活を強いられている仮設住宅住民の栄養面、精神面のケアを強化したいという相馬市と、東日本大震災発生以来、グループをあげて、支援活動を積極的に進めるシダックスの想いが一致し、実施するもの」

としている。

▼外部リンク

相馬市役所・シダックス ニュースリリース




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