今年テレビ放送15周年を迎える人気アニメ「名探偵コナン」。これまでにB’zやZARD、愛内里菜など人気アーティストがオープニング&エンディング曲を手掛け話題を集めてきたが、新たな節目を迎えて今年、2組の新鋭アーティストが起用されることが決まり、その2組のベールが8日放送で明らかになった。

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 今年テレビ放送15周年を迎える人気アニメ「名探偵コナン」。これまでにB’zやZARD、愛内里菜など人気アーティストがオープニング&エンディング曲を手掛け話題を集めてきたが、新たな節目を迎えて今年、2組の新鋭アーティストが起用されることが決まり、その2組のベールが8日放送で明らかになった。

 オープニングテーマを歌うのは新進気鋭の女性5人組ダンスボーカルグループ「Caos Caos Caos(カオス・カオス・カオス)」。そして第一弾のエンディングテーマには、デビュー1年を迎えた5人組ロックバンドの「Hundred Percent Free(ハンドレッド・パーセント・フリー)」が担当する。

 カオス・カオス・カオスに至っては、ボーカルの白石乃梨がアニメキャラクターとなって、オープニング映像に登場し、曲「tear drops」のリズムに合わせてダンスを披露している。過去にオープニング映像ではB’zが「ギリギリchop」での実写とのコラボや、愛内里菜が「恋はスリル、ショック、サスペンス」で主人公コナン(工藤新一)がパラパラダンス踊る等あったが、アニメーションでの登場は15年にして初となる。

 なお、同曲を収めたシングルに封入されているCD裏ジャケットでは、オリジナルイラストによる「tear drops」でのダンスの決めポーズをコナン出演メンバーがバッチリ決めている。

 一方のハンドレッド・パーセント・フリーは、“逢いたい人に逢えない、でもあきらめない=クライシス(=危機)”といったキーワードを楽曲に詰め込み、コナンとヒロイン毛利蘭の2人の関係性をにおわせた。エンディングの映像では工藤新一が「〜君に逢いたい〜」と語るシーンもあり、映像と音楽のコラボが実現している。

 同曲について、ボーカルのTackは歌詞の「君に逢えないことより/居ないと想う/それこそが」に触れながら「もし、その人がいなかったら“逢う”という行動すらできないわけじゃないですか? 何かそういう気持ちというか、ただ切なかったり、寂しかったりするだけではなく、逆に君がいてくれるからこそ、目標や希望を持って、これから先も進んで行けるっていう、その気持ちみたいなものを必ず歌詞の中に絶対に入れたいと思ったんです」とリンクさせている。

 さらに、既に発表されているコナン史上初となる、ジャケット全体が描き下ろしのアニメ絵柄仕様という「名探偵コナン」盤(初回プレス限定で発売)のイラスト=写真=も決定。こちらはコナン側から毛利蘭を思う気持ちと蘭側から思う気持ちを表したデザインに仕上がっており、公開された表1絵柄にも注目が集まっている。(編集担当:武田雄樹)



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