「チームを信頼しているし、勝つために選手たちが最大限努力することも分かっている。パルマ市カップでのアトレティコ・マドリー戦で示してくれたようにね」。

 ホームであるオノ・エスタディにレアル・マドリーを迎えての2010-11シーズンの開幕戦を前に、今シーズンよりマジョルカの指揮を執るラウドルップ監督がチームの勝利に自信をのぞかせた。

「日曜日の試合に向けてチームを動機づけする必要はない。もうそうであるからね。試練の一つであるし、ビッグチームに立ち向かうことは、常に大きなモチベーションになる。自身の経験上、そう言える」。

 かつてバルサとR・マドリーでもプレーした同監督はそうコメント。チーム内のモチベーション、そして開幕戦への準備の良さもうかがえる。

 勝って良い感覚を残すこと、初戦でのつまずきを回避するのは大事なこと。また、マジョルカは昨シーズン、リーガ5位となりヨーロッパリーグの出場権を手にしたが、クラブが債務超過に陥っていることから、UEFAよりヨーロッパリーグの出場権を剥奪されている。そういったことからも新シーズンへの意気込みも高いはず。R・マドリー相手にどんな戦いを見せてくれるのか、期待したい。

(スペイン通信)