ドラマ「冬のソナタ」に出演し、日本でも活躍していた韓国の俳優、パク・ヨンハさんが6月30日、ソウル市内の自宅で自殺し、韓国に衝撃が走ったが、朝鮮日報によると、韓国はOECD(経済協力開発機構)加盟国中でもっとも自殺率の高い国であるという。中国新聞網が伝えた。

 報道によれば、韓国の10万人あたりの自殺者数は21.5人にのぼり、OECD諸国の平均値11.1人を大きく上回り、加盟国中で最多となった。

 専門家は、韓国の芸能人が相次いで自殺する背景から、韓国人がなぜ自殺に走る原因が見て取れると語る。韓国延世大学の黄相旻教授は、「韓国人は『他人が自分をどのように見ているか』という観点で自身のアイデンティティーを確立する傾向にあるが、自分自身が置かれた状況がすぐれない場合は自暴自棄になり、極端な選択をとってしまう傾向がある」と指摘。「芸能人の場合は特にその傾向が強い」と語った。

 また、報道では、多くの家族を養わなければならないという経済的負担も韓国の芸能人を自殺に追い込む原因の一つだと指摘。多くの芸能人が飲食業などの事業に手を出すが、その成功率は高くないようだと報じた。

 また、韓国の自殺率が高い原因について、韓国の江北三星医院の呉綱燮氏は「有名人が自殺することによって、有名人のファンたちの間では『成功した人間ですら自殺するのだから、自分のような人間には生きている価値がない』という考え方が生まれ、自殺率を引き上げている」と指摘した。(編集担当:畠山栄)



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