――谷原さんは光輝のように、一直線になってしまう趣味はありますか?

谷原:僕も歴史好きなんですよ。でもやっぱり、大好きなサーフィン。日焼けをしてはいけない仕事の時もありますから、行ける時には毎日のように海に行っています。

――もし佐々木さんをデートに誘うとしたら、どういうプランを練りますか?

谷原:そうですね、21歳の希ちゃんと37歳の僕なので大人だから出来るデートがしたいですね。まず1回目はイタリアンでワインを開けて食事をする、2回目は新橋のガード下で焼き鳥を食べる、そして3回目で温泉に行きます。こうやって段階を踏んで色々な顔を見せられるのが大人のデートかな、と。

佐々木:すごい! それ面白そうですね(笑)。私は谷原さんとだったら映画を観にいったりするのも良いなって思います。

――それでは最後に、お二人が特に印象に残っているシーン、これから映画をご覧になる方におすすめしたいシーンを教えてください。

佐々木:光輝の病気を知って、病室で話しているシーンです。演技として泣くことについて、上手に出来るか不安があったけど、いざ始まると切なくて感情が止まらなくて本当にボロボロと泣いてしまって。カットの声がかかっても涙が止まりませんでした。

谷原:女性監督ならではのセンスだと思うのですが、映像の美しさが素晴らしいですね。台本を読んだ時のイメージ以上の物が完成した作品にはあったし、重いテーマを扱っていながらとても前向きで。勇気をもらえる映画になっていますね。

天使の恋」ストーリー

 飛び抜けて美しく、常に仲間の中心にいる女子高生の理央(17歳)(佐々木希)は、過去のトラウマから他人を信じられず、お金にしか興味を持てずにいた。友達も、彼氏も、近寄ってくる人はみんな、自分の為に存在するもの。ただ利用するだけ―。 そんなある日、理央は無愛想でどこか寂しげな大学教授・光輝(35歳)(谷原章介)と出会い、運命的に恋におちる。初めて人を愛することを知り、自分の感情の変化にとまどいながらも、ストレートに想いを表現し、生まれ変わったように輝きだす理央。光輝はそんな理央に次第に惹かれていく。 しかし、光輝には彼女を受け入れられない理由があった…。 

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