チームを首位独走に導く手腕で、華々しいセリエAデビューを飾ったインテルもジョセ・モウリーニョ監督の08年が幕を閉じようとしている。

“Inter Channel”に出演したモウリーニョ監督は「反省すべき点もあった。しかし、私が思うにはイタリア国内リーグは昨シーズンよりかなり良くなっているのではないか。戦術が破綻することなく、攻撃的なサッカーを展開するチームが多かった。監督の世代別メンタリティも感じた。スパレッティからジャンパオロまで。またマリノからゼンガのように。いずれにせよ、魅力溢れたカルチョを目指しているように思えた」と08年を総括。

続けて「確かにイングランドには存在するものが、イタリアには存在しない面もある。ただ、イタリアカルチョのクオリティにはポジティブな印象を抱いた。常にバランスが取れていた」とコメント。

最後に「インテルの監督を辞めることになれば、違うリーグで指揮を取りたい」と明かした。